My Hometown
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朝靄の中口ずさむミュージック
徒らに歳を重ねたマイライフ
幾つかの後悔を引きずって
ポケットには空想をしのばせ

いつのまにか店を畳んで
あっという間にサラ地になった
あの角の弁当屋を通り過ぎ
今日も僕は仕事へと忙ぐ
my hometown

空が薄く明るくなる頃
6号線はもう車達が
凛と冷たく澄んだ空気の中へ
高く埃を舞い上げ往き交っている
駅へ向かう人の流れは誰も少し急ぎ足
いつもどおり街は目覚めて
いつもどおり今日は始まる

何でもないような時間の流れる街を
ころがり続ける毎日は
変わらないままでいる心を
足早に追い抜いて
振り向きもせずに過ぎる
僕は今を精一杯生きているかな？
朧げに浮かぶ未来へ　靴音は閑静に響いて
人気のない路地ふと見れば　東の空美しく
街を照らす朝焼け


過去と未来へ口ずさむミュージック
相変わらずの日々紡ぐマイライフ
いつしか「あの頃」は遠くなって
ポケットにはまだ夢か何かが蠢いている
僕はこれから何を大切に想い生きていけるかな？
見慣れた景色の中　この街の暮らしの中で

my hometown

my sweet hometown