煌めく世界
「今」を重ねてほら 「明日」が描かれていく その中で僕はまた この世界へと夢を見ている 雨上がり街はいっせいに陽の光を浴び 少し驚いて目を細めてる 埃っぽい部屋の隅に隠れてた感動や 情熱が窓を開け大きく息をする あきれるくらい簡単にあの頃「すべて」だったものたちは 何処かへ消えてくけど 何べんだっていいさ そう 見つけに行くんだ 誰かのものじゃない気持ち あの感情は確かに 今も流れている 心を支えている 目の前を過ぎていく この日々を歌ってる ビルと空の間から マボロシと日常の隙間から 溢れ出した感情は あきれるくらい簡単に色褪せていく世界を また少しずつ そう その手で その想いで染めた 「今」を重ねてほら「明日」が描かれていく 雨上がりの街の上 射し込む光の中を 揺らめいて 戸惑って うごめくものたちが 思い思いに煌めいている この世界へと夢を見ている そうだ |
始まりの歌
ありったけの想い抱えた人の群それが ぶつかり震わせる振動 そして世界は揺らいでる 君の寂しさ オレの虚しさ そんなありふれたもの達を集め 不器用な手つきのまま 鳴らし俺達さあ始めよう 吹き抜けて行く風 強く照らしつける太陽 ベタついた身体に へばりついた弱さ 壊してしまえ どんな明日へ進むとしても怖くなんかないさ 不確かさの中で 心は強く 存在を確かめている 今を生きている そして何もかもを自分が変えるのさ 無機質な笑い声の中で 無邪気さを求める人の群 ぶつかり震わせる振動 そして世界は揺らいでる どんな明日へ進むとしても怖くなんかないさ 不確かさの中で 心はいつも 存在を確かめている 今を生きている そして何もかもを自分が選ぶのさ 失くしまた産まれるように 別れまた出会えるように 終わりまた始まるように ただ目の前の日々をさあ 進もう |
耳鳴り
朝の光の輝きが あざやかに街を描き出す さあ急がなくちゃ まだ今なら間に合うから 「どんな小さなきっかけも ほんの偶然の出会いも きっとすべては奇跡」 ならさ、逃したくない 喜び 悲しみ さあ僕ら 何処へ向かうだろ 何一つ確かなもののない世界が そう今も 鳴らすその音が 聴こえる 聴こえる 新しいもの達が産まれ動きだす ときどきそんな気配 いつもの道端で感じながら 喜び 悲しみ さあ僕ら 何処へ向かうだろ 何一つ確かなもののない世界が今ほら 鳴らすその音が 聴こえる 聴こえる |
群像
僕ら歌とリズムに胸弾んだら 躊躇いも臆病さも飛び越えてしまうよ 雨上がり田舎道 残った水溜り笑いながら 子供達がジャンプしていくみたいにさ 僕ら歌とリズムに胸を弾ませてほら 心の中に 見たことのない景色まで描いてしまうよ そして街は今ほらアスファルトに 光と影を映し出している イメージも現実も混ぜ合わせてそこに立ってる 通り過ぎて行く この日々はいつか 忘れられて行く 輝きは消えて行く だから僕は今 目を開き足踏みならし その全て胸に焼きつけようと思うんだ 空は高く 雲ひとつない真っ青の中を 模型みたいな飛行機が音もなく横切ってく どんな理屈並べても思いもつかないような胸が騒ぐこと こんな空の下なら見つかるかもしれないだろう? 塞がるような 落ち込むような 気持ちにそうだ 負けないように 心を強く揺さぶるような そんな瞬間(とき)を掴まえたなら 「意味のない日々なんてありやしないから」と 「忘れたくはない想いがあるから」と 飽きもせずにまた思うんだ そしてまた明日へ向かい歩き始めるんだ いつだってそうだ きっといつまでだってそうだ 僕ら歌とリズムに胸を弾ませてほら心の中に 見たことない景色まで描いてしまうよ |
ミライノタネ
It's all day all night まるでポケットの中に 忙しさばかり集め詰め込んで慌ててた そんな1日の終わる頃 ふと覗いた窓の向こう いつのまにか止んでた雨を たっぷりと吸い込んだ街が 静かな街灯(あかり)の中で 今日を過ごしたすべての人達が蒔いた未来への種を 踏み固めて 明日の準備を始めてる そうさ どんなちっぽけで 当たり前のように 過ぎ去る日もこれからの新しい未来 育ててる Oh yeah! Alright! Oh yeah! It's gonna be alright Oh yeah! Alright! Oh yeah! It's gonna be alright どんなちっぽけで 当たり前のように 過ぎ去る日も胸の中 何かわかりもしないのに 未来への種 嬉しそう 蒔いている気持ちと眠ろう Oh yeah! Alright! Oh yeah! It's gonna be alright Oh yeah! Alright! Oh yeah! It's gonna be alright We're gonna be alright! |
夢
他人には何でもないようなことが 自分には他のどんなものよりも 大切で素晴らしいと思えるときがある それを見つけた自分を誇らしく思う 例えばそれを夢と呼ぶことにして 誰にも知られることのないものも 誰かのためになるようなものもあるけれど 等しく人はそんな気持ち胸に持っていて それぞれのリズムで それぞれに息をして ときどき求め合いながら いろんなふうに生きている |
軌跡
黄昏に染まる街では寂しさに 行き交う人波の中 いつの間にか包まれてしまう 憧れと描いた未来 その後に 人はどんなイメージを 見つめて生きてくんだろう? そして過ぎる日々 失うことに戸惑いながら そうただ 目覚めと眠り 繰り返しても そうさほら 胸に確かな熱を感じながら 溢れるような情熱 何を見つけただろう? 歳をとることをどうして 悪くばかり思うんだろう? 誰もが「今」を生きてる それぞれの暮らしの中に 喜びも悲しさも 重ねて積み上げながら そして進む日々 不甲斐のなさにふさぎ込んだり そうただ わけもわからずはしゃぎ合ったり そうさほら 気がつけばもう見えないほど 長く遠く伸びる 自分自信が歩んで来た軌跡 今また 明日へ 向かっている 踏み出すことでしか 届くことのないものに 触れようとする度に 新しい景色が見えた モノクロームの明日を 空っぽの心を 想像の絵の具が 色鮮やかに塗り潰して そうさほら だから全ての「今 」があるんだ そう 何度でも 夕陽に赤く照らされながら そう ほら 子供みたいな無邪気さで 連なる日々を駆け抜けていく 大人になった夢が描く軌跡 今また 明日へ 向かっている まだ誰も見たことない未来に ほら誰もが自分の軌跡を描いてく |
心の証
僕の胸に落ちて来た歌が 晴れ渡る空の下鳴り響く やさしく とても強く そして僕は決めたんだ ずっと感じ続けること 憧れを胸に抱き続けること 代わりのない想いがあるなら ずっとそのままでいい そうだろ? 忙しく廻る時のなかで 出会いと別れ 虚しさの中で 僕はブルーにこんがらがって 躓いてばかりこの様さ カッコが良すぎて笑っちまうようなイメージはだけど落としちゃいない そして時々思うんだ 間違っちゃいない 与えられた自由があるなら 全部この街へ広げ 名前もない想いが確かに ここにある その証で埋め尽くしたいんだ 振り返りもしないで日々はちっぽけな記憶に詰め込まれてく 気づかないうちに何かがそっと心からいなくなってる だからもう迷いの中で埋もれていたくはないよ 行き先の書かれてない「今日」はいつだって目の前にあるんだ 自分で自分についた嘘で窮屈になった部屋を飛び出し これが全てと思えるような瞬間を抱きしめたい そうさ ここにある想いが ここにある願いが ここにある希望が ここで今生きてる 証だから 確かめたいんだ 今までのすべて これからのすべて 無駄のものなんて 何もないことを 確かめたいんだ 自分のこの手で |
星を追いかけて
街灯は照らし出す 静かな夜 公園のベンチ 雲の切れ間からそっと 月がこっちを覗いて見てる 誰も買う人のいない古い自動販売機 何も変わることのない町の隅ずっと立ち続けてる 何処かに聴こえる 虫達の鳴く声は いくつも重なり合いまるで音楽 風に吹かれた街路樹が騒ぐよ 缶ビールのアルコール 疲れと眠気と溶け合って ぼんやり見るスマホの灯り 僕を照らす小さな光 星の数ほどの夢達は輝いてはまた消え去って 「僕はこれでいいのか」と わかないままに瞬いている 何処かに聴こえる虫達の鳴く声は 近くに遠くに 呼び合いながら 寄り添いながら いくつも重なり合いまるで音楽 僕は1人見上げた空へ 出来たばかりの歌口づさみ 想いを描く 雲をかきわけて 風を追い越して 星を追いかけて |
記憶(街の中で)
街の中で 風の中で 「なんでもないさ」と歩き息して 何も今も変わっちゃいないと 他人(ひと)には少し 強がって 時の流れ それはそっと 身体をすり抜けるようになって 昨日も今日も明日もないように いつのまにかに過ぎる 今朝見た夢では久しぶり君が まるでそこにいるように笑っていて あの頃からもうずいぶん経ったなって ぼんやり思った 記憶 そこで僕ら一冊の絵本のように ふざけあって 語り合って いくつだって夜を越えて 瞬いて わかりあって いつまでも そこにいる 好きだった歌や 笑い合った場面 いろんな町を歩いたときのこと ふと現れては 今も鮮やかに映る 君が笑って行こうとして 行けなかった未来を今まさに僕は たしかに生きている 下向いてばかりじゃ情けがないな 好きだった歌や 笑い合った場面 いろんなことを感じたときのこと 当たり前のように過ごした時間も 今は特別なものに思えるよ 今朝見た夢では久しぶり君が まるでそこにいるように笑っていて あの頃からもうずいぶん経ったなって ぼんやり思っていた |
LIFE
「始まりは今さ だから恐れることなんかないんだ」 イヤフォンの向こう鳴る歌はそんな気持ち連れてくるよ 約束なんてまるでないけど 希望のカケラでも頬張ってさ 不安踏みつけながら歩いてる そんなふうに毎日は過ぎてく だから 失くすことばかりを想うより そう今この胸に触れ 動かすもの達をただ つかまえたくて 流れる時の中 僕は踊り始めて そこで出会うものを愛すと決めたのさ 正しいとか間違いとかじゃない 答えなんてわからないままでいい ただ君もオレもあの人達も 一生懸命ならそれがいい たくさんの景色通り過ぎて 昔よりまともな部屋に住んで あの頃みたいにはもうきっと 笑えないかも知れないけど 意味のまるでないようなことに どうしてこんなに今も 胸が熱くなるんだろう だからそうさ 流れる時の中僕は踊り続けて 昨日よりも明日を愛すと決めたのさ この胸 溢れた夢がいつも何か捜して 相変わらずの朝彷徨うよ 遠くへ 流れる時を僕は歩き始めて また新しい「今日」を生きるんだ ただ今を刻み続けろLIFE ただ今を進み続けろLIFE |
Don't stop me
トムウェイツの歌みたいに満月へ向かって走るハイウェイ 空っぽの夜に腹を空かした車達 まるで星の群のよう 僕は思う今夜もう 何も見つからないなんて嘘だから 今しかないもの達に会いにいかなくっちゃ 虚しさばかりを映す景色 今 駆け出しさあ 思うままに 進もう 夢が開いたこの扉(ドア)の向こう側へ 胸が高鳴る方へ Don't stop me 憂鬱と退屈達ががむしゃらに書いた希望の物語(ストーリー) 過ぎてきた道の上を落書きのように埋め尽くしてる 僕は思うそれはずっと消えることのないものさだから 今出来ること全て愛してやろうって 1つずつ見つけてく嬉しさ悔しさを 見えない未来(あす)への 道標にして 見上げればそうそこに 広がる空 そびえる街 終わりなき道 歩き続ける日々 その中で出会い手にするもの 溢れるほど抱え 進もう 夢が描いたこの地図が続く先へ 胸が高鳴る明日へ Don't stop me |
音のない町
音のない町 真昼の太陽は
向かいの屋根の上眠そうにしてる
ベランダから見る世界ではまるで
時間はどこにも行かないみたいだ
退屈そうに風が少しだけ
隣の洗濯物を揺らしてる
沢山笑った昨日の夜が
ゆっくり思い出になっていく
誰とも会わない日には
1人でギターを弾いていることが多い
この部屋の空気に溶けていく感情
そのままを音楽にしたい
過去も未来もまるでないような
路地裏を雀達が跳ね回る
ベランダから見る世界ではまるで
時間はどこにも行かないみたいだ
音のない町 真昼の太陽は
向かいの屋根の上眠そうにしてる
ベランダから見る世界ではまるで
時間はどこにも行かないみたいだ
退屈そうに風が少しだけ
隣の洗濯物を揺らしてる
沢山笑った昨日の夜が
ゆっくり思い出になっていく
誰とも会わない日には
1人でギターを弾いていることが多い
この部屋の空気に溶けていく感情
そのままを音楽にしたい
過去も未来もまるでないような
路地裏を雀達が跳ね回る
ベランダから見る世界ではまるで
時間はどこにも行かないみたいだ